サイトマップとは?設定するメリット|WordPressでの設定方法も紹介!
サイトマップとは?
ウェブサイト全体の構造を表したもので。サイト内のページ同士の繋がりを示すことでユーザーや検索エンジンがサイトの構造を理解できるようにする役割があります。
サイトマップの種類
サイトマップは大きく分けて3種類あり、それぞれで役割が異なります。
- HTMLサイトマップ(設定必要)
- XMLサイトマップ(設定必要)
- 内部用サイトマップ(設定不要)
①HTMLサイトマップ(ユーザー向け)
サイト内のリンクを一覧で表示します。ユーザーが目的のページを素早く見つけるためのナビゲーションの役割があります。
ファイル名の付け方にルールはありません。「sitemap.html」、「site-map.html」、「all-pages.html」などわかりやすい名前がつけられることが多いです。
②XMLサイトマップ(検索エンジン向け)
サイト内の全てのURLを一覧で表示します。検索エンジンがウェブサイトを効率的にクロールさせインデックスしやすくする役割があります。
こちらもファイル名の付け方にルールはありませんが「sitemap.xml」で作成することが一般的で、検索エンジンがサイトマップとして認識する標準的な名前となっています。他の名前でも機能しますが、標準的否明明規則に従うことが推奨されています。
③内部用サイトマップ(内部向け)
ウェブサイトの設計段階で作成される内部用のサイトマップ。開発チームがウェブサイト全体を把握すために作成します。
ウェブサイトで設定するサイトマップはHTMLサイトマップ、XMLサイトマップの2つです。
WordPressでのサイトマップ設定方法
WordPressではサイトマップを設定するためのプラグインが用意されています。今回は「Rank Math SEO」というプラグインでの設定方法をご紹介します。
設定する前に、
・Rank Math SEOプラグインをインストール
・GoogleSearchConsoleの準備
をしておいてください。
Rank Math SEOの公式サイト
Rank Math SEOとは?
誰でも簡単にコンテンツを最適化できるWordPress 用の検索エンジン最適化プラグインです。重要な SEO 設定を簡単にカスタマイズし、インデックス可能なページを制御し、構造化データを使用して Web サイトを検索結果にどのように表示するかを制御します。
https://rankmath.com/
HTMLサイトマップを設定方法
①固定ページを作成し、タイトルを「サイトマップ」、スラッグを「sitemap」とします。
②WordPress編集画面の左メニューから「Rank Math SEO」> 「サイトマップ」をクリックし設定画面に進みます。
③HTMLサイトマップに含めたい項目をメニューから探し、「HTMLサイトマップに含める」フラグをONにし変更します。
④「HTMLサイトマップ」タブに切り替え、「HTMLサイトマップ」フラグをON。作成されたショートコードを①で作成した固定ページの本文に貼り付け公開で完了です!
▼固定ページ
XMLサイトマップ
①WordPress編集画面の左メニューから「Rank Math SEO」> 「サイトマップ」をクリックし設定画面に進みます。
②XMLサイトマップに含めたい項目をメニューから探し、「サイトマップに含める」フラグをONに変更します。
③全メニューの確認が終わったら一般タブに移動し、上部にあるサイトマップURLをコピーします。
ここからはGoogle Search Consoleでの作業です。
③Google Search Consoleの「インデックス作成」 > 「サイトマップ」に進み、「新しいサイトマップの追加」に②でコピーしたサイトアップURLを貼り付けし、送信ボタンを押します。
貼り付けるのはドメイン名の後ろのみです。
例えばURLが「https://●●●.com/sitemap_index.xml」の場合、「sitemap_index.xml」の部分を貼り付けます。
Google Search Consoleにサイトマップを送信するのは初回の1回のみです。
サイトマップを送信するとサイトに新しくコンテンツを追加してもRank Mathによってサイトマップに自動的に更新されます。
以上でサイトマップの設定は完了です!
まとめ
サイトマップについてと設定方法をご紹介しました。
サイトマップを設定することで検索エンジンにクロールするスピードが速くなります。
ウェブサイトを公開したらぜひ設定してみてください!
参考サイト
Rank Math SEOでのサイトマップ設定手順
https://rankmath.com/kb/configure-sitemaps/